『人間中心デザイン②(10月14日 1/2)』 人間中心デザインプログラム/産業技術大学院大学/2017年
2017年の産業技術大学院大学、人間中心デザインを受講しています。
主に自分の復習のために、ここに記録していきます。
※自分にとって重要そうだったところを、自分の視点でまとめていきますので、必ずしも先生の話に忠実でなく、また網羅性もないことにご注意ください。
●振り返りQA
Q.ユーザー調査をして、利用状況が複数出た場合どう選ぶのか?
A.問題、課題を特定することができれば、状況も特定できるのではないか。
●ISOのHCDプロセス
①人間中心設計プロセスの計画
↓
②利用状況の理解と明示
↓
③ユーザー要求事項の明示
↓
④ユーザー要求事項を満たす設計案の作成
↓
⑤要求事項に対する設計の評価
↓
⑥設計案がユーザーの要求事項を満たす
※②~⑤は繰り返す。
調査をするだけじゃだめ。次のアクティビティにどうつなげるのかが重要。
HCD専門家の能力で重要なのは、次のプロセスにどうつなげるのかを考える能力。
●ノーマンのHCDプロセス
「対象とする人々のニーズと能力にデザインが合っていることを保障する」
※ノーマンとHCDの違い
「モノの仕様を決定するプロセスはデザインの中で最も難しい部分なので、HCDの違いの原則は、できるだけ長い間問題を特定することを避け、そのかわりに暫定的なデザインを繰り返していくことである。これはアイデアを素早く試行し、一つ一つの思考の後に手段と問題提起を修正していことで実現される。結果として、人々の真のニーズにきちんと合致する製品が得られる。」
●ホイール:パラライラ、ハトソンのHCDプロセス
→プロダクト、社会サービス系に向いたプロセス
●IDEOのHCDのプロセス
社会課題の解決(開発途上国、サステナビリティ)に向いたプロセス
Here→Create→Design
※IDEOの発見
●UXデザインの全体像 By安藤先生
以下の5ページ参照
WEBのUXデザインを考えるときも、このズに則って考えるべきではないか。WEBも一つのタッチポイントと見立ててUXを設計する。
モノ・サービスとユーザーとの繋がりにおいてWEBがどのような役割を果たしているのか。そしてそこで体験価値をどう作っていくのか。
Q.組織にUXをインストールするにはワークフローを変える必要があるか?
A.イエス。安藤先生はある会社のビジネスプロセスを変更した。サービス開発を進めるためには体験価値が必須になるようにした。